宮城支部、陸友会、東北経済人クラブ
第43回全日本大学女子駅伝を応援
第43回全日本大学女子駅伝が10月26日(日)、仙台市内で開催されました。杜の都を駆け抜けるこの大会には、全国の強豪大学が集い、関西大学チームも予選を突破し見事に出場を果たしました。私たち関西大学校友会宮城支部では、陸友会、東北経済人クラブと共催でこの晴れ舞台で後輩たちを精一杯応援しようと、全国から多くの校友が沿道に集まり、紫紺の法被をまとい幟を手に声援を送りました。
スタート地点の仙台市陸上競技場から、フィニッシュ地点の仙台市役所前市民広場まで続く全6区間、38.6キロ。小雨が降る中、選手たちは緊張と期待を胸にスタートを切りました。関西大学のたすきは序盤から粘り強い走りを見せ、各区間で懸命に前を追う姿が印象的でした。特に中盤のエース区間の5区では、前田選手(商学部3回生)が鋭い追い上げをみせ、仲間への思いを胸にひたむきに走る姿が、沿道の私たちにも強い感動を与えました。
今年のチームは8位以上を目指し、夏から厳しい合宿を重ねてきたと聞いています。結果だけでなく、一人ひとりが最後まで自分の走りを貫いたことが何よりの誇りです。応援する側としても、母校の名前を背負って懸命に走る姿に胸が熱くなり、「関大がんばれ!」の声が自然と大きくなりました。テレビ中継でもその姿が映し出され、全国の関大関係者に勇気を与えたことと思います。
レースを終えた選手たちの表情には、やり切った充実感と次への決意が見えました。結果は惜しくも13位と目標には届きませんでしたが、その挑戦する姿勢こそが関大スピリットの象徴です。来年に向けてさらに成長してくれることを心から期待しています。
レース後には、ホテルサンプラザ仙台において選手たちを囲んでの慰労・懇親会を開催しました。選手・監督・関係者の皆さんと校友が一堂に会し、健闘を称え合う和やかなひとときとなりました。懇親会では、選手たちが大会を振り返って語る姿や、笑顔で次への意気込みを語る様子に、参加者一同が大きな拍手を送りました。短い時間ながら、世代を超えて「関大」の絆を感じる温かな交流の場となりました。
杜の都で、紫紺のたすきが駆け抜けた一日。応援に参加した私たち校友にとっても忘れがたい時間となりました。関西大学女子駅伝チームの皆さん、本当にお疲れさまでした。そして感動をありがとう。これからも宮城の地から、皆さんの活躍を応援し続けます。













