経済人クラブ
第249回例会を開催
2026年2月2日(月)、関西大学経済人クラブ第249回例会が、ホテル阪急インターナショナルにて開催され、会員・ゲスト参加者が参加しました。
第1部では株式会社なんつね 代表取締役社長南常之(平成10年 文学部教育心理学科卒)様をお迎えし、「人生も企業もパーパス経営」~100年企業経営者の反省記~をテーマにご講演いただきました。
株式会社なんつねは1925年に創業され、1929年に日本初の食肉スライサーを開発生産、1954年に曾祖父から祖父へ承継、1985年に北京南常肉食機械有限公司を設立、1989年に祖父から父へ承継され、1999年に韓国南常株式会社を設立、2010年に南様が社長就任し、昨年、創業100周年を迎えられました。
南様は、関大一中、一高、関大を経て、アメリカに留学をされ自己変容を経験し、家業参画後の「スクラップアンドスクラップ」の失敗、2004年12月26日には新婚旅行先モルディブでスマトラ沖地震に遭遇、津波で九死に一生の経験を得られ、「心を入れ替えきちんと生きる」と決意し、人生の目的を「今の子供たちが大人になった時に日本に生まれて良かったと思える国にしたい」と明確にされました。また社長就任後も再学習に積極的に取り組まれました。
「今の子供たちが大人になった時に日本に生まれて良かったと思える国にしたい」という目標を達成するため「優れた日本の食」を職人の手を介さずとも世界中で食べられる世界観を作り、世界が「日本の食は本当に美味しい」「日本ってすごい」と再認識する状態を目指されております。これは「なんつね」のパーパスと個人のパーパスが重なる瞬間ですとお話をされました。
また最後に、オーナー経営者に限らず、あらゆる組織にはパーパスがあります。組織のパーパスと個人のパーパスをどう重ねるかが「生きがい」につながります。パーパスは、個人や会社がどこに生命時間を燃やすかを定める羅針盤であるという言葉をもって講演を終えられました。
第2部の懇親会では、来賓紹介の後、和やかな雰囲気のもと活発な交流が行われました。南様にも引き続きご参加いただき、在学生からの質問にも優しく丁寧に応答され終始温かい雰囲気で親睦が深められた第249回例会は、盛況のうちに閉会しました。
中辻 大輔













