活発な支部活動

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堺支部
逍遥の会で 「白洲正子の愛した葛城の道」を探訪

晴天のもと、一行9人はマイクロバスで葛城へと出発。渋滞なく北村逍遥会長の楽しい案内で、「九品寺」に到着。ここは浄土宗の名刹で千体地蔵があり、聖武天皇の勅で僧行基が開基した。本来は本堂に入れないが、隅谷元支部長のご親戚とのことで、ご住職自らのお出迎えを受け、千体地蔵を拝顔した後に本堂に入った。阿弥陀如来(重文)などの説明を受け、さらに、お茶の接待からお土産までいただき、感謝の気持ちでご住職とお別れする。次に、「一言主神社」に到着。神主のご案内のもと"一言を願い"参拝する。ここは一言主神に遭遇された雄略天皇を副祭神とし、勇ましい銅像が建立されていた。そして、「高鴨神社」へ。神主の説明を受けながら参拝。ここは大和の名門豪族である鴨族の守護神を祀り、日本最古の神社のひとつで、なかでも京都の賀茂神社は有名。本社は賀茂社の総社に当たるとのこと。次いで、葛城の山道をマイクロバスで登る。ここは葛城山の登山口でもあり、「高天彦神社」に参拝する。天孫降臨の地として古くから知られており、御祭神は古事記に登場する高皇産霊神(たかみむすひのかみ)である。お昼を過ぎたところで昼食会場に。かなり大きな建物で、温泉が併設され人も多かった。コロナ禍で従業員が少なく多忙のなか、予約していたので比較的スムースに会食。豪華な昼食で一同は満足、旅の醍醐味を味わう。午後から真言宗豊山派の「榮山寺」に向かった。住職のご案内で参拝。国宝の"梵鐘"があり、小野道風の書と伝えられる陽鋳の銘文がある。八角円堂内陣の国宝などを拝観し、住職に見送られて次へ。途中、"柿の葉寿司"で有名な「大和」で買い物。最後の訪問先、「茅原山 吉祥草寺」に向かう。役行者誕生地の寺で、門を入ると護摩をたく場所に出る。行者の姿はなく、やや殺風景な感じであった。住職はお留守だったが、行者会館に入り、役行者のいかめしい像と対面。心を覗かれている感じがして、背筋がピンと張った思いがした。奥様から三面大黒天"開運祈祷之護布"をいただき、旅の悦びを感じつつ帰途に就く。帰りも渋滞なく定刻には堺に到着、次の旅を楽しみに解散した。

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