活発な支部活動

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経済人クラブ
第238回例会 会場とZoomでのハイブリッド開催

大阪新阪急ホテルの会場とZoomによるハイブリッド形式にて例会を開催。「2023年度総会」「ご講演」「懇親会」の三部構成で、楠隆夫副代表幹事の司会により進行した。
第一部の総会では、永尾俊一会長の挨拶、9人の来賓のご紹介、芝井敬司理事長、前田裕学長、田中義信校友会会長のご挨拶をいただく。永尾会長を議長とし議事に入り、事業報告及び計画・収支決算・監査報告・規約・役員改正等について決議した。
第二部では、株式会社サイエンスホールディングス代表取締役会長の青山恭明氏に「ファインバブル技術で、万博から世界へ」と題し、2つの転機に分けてご講演をいただいた。
"企業トップとして自覚を得た転機"は、次女の急性白血病の発症、入院と治療にあった。娘への愛の深さゆえ、命長らえる保証がない病気ゆえ、一時は自身の人生の目的の全てが次女となってしまった。事業はどうなってもよい、少しの時間でも次女と過ごしたい、という思いで悶々と過ごしていた。ある日、阪神大震災のテレビ番組を何気なく見ていた際に、長田区で中華料理店を営んでいたが、震災で妻子も店も失ってしまった林キタイ氏の言葉で目が覚める。氏は「絶対にこの場所でやり直してみせる。その時にまた撮影に来て。やり直して、家族の供養にする」とカメラマンに向かって話していたのである。自分より苦しいはずの氏の言葉を聞いて、腑抜けの自分を省みた。「まだ、娘は生きているのに」「仕事の仲間もいるのに、自分は会社のトップなのに」と。それからは、週に1度だけ娘の顔を見に行くと決め、仕事に邁進。どん底からの生還である。そこで得たことは、誰にでも積極的精神のスイッチ"赤ボタン"と消極的精神の"黒ボタン"を持っている。消極的な気持ちになっているとき(黒ボタン)には赤ボタンを押し直すことを習慣づけることで、見える風景が変わってくる。成功するまで止めない、諦めない、ということ。おやじとして命をかけて企業のトップとして頑張ることを決意し、真摯に事業に取り組み始めた(入院3年後に、次女は快癒)。
"水関連のビジネスを始めた転機"は、三女のアトピー及びそれによるいじめにあった。学校から泣き帰る三女を見て心が痛く、アトピーによいと言われている、あらゆることを試したが治らず。ある日「塩素吸着アレルギー反応」というものを知る。もしやと、自宅で脱塩素剤を含ませたシャワーを使ってみると、3ヶ月以内に三女の皮膚が快癒した。そこからが、水に深入りする始まりとなる。脱塩素の仕組みに賛同してくれた株式会社タカラレーベン(以下タカラレーベン)の協力を得て、タカラレーベン分譲のマンションのバスルームにウォーターシステムのマイクロバブルを標準装備。モデルルームでの小さい水槽を使ったデモもインパクトがあり、サイエンスとタカラレーベンの相乗効果が目に見えてあがる。現在では、トヨタホームにおいても「美スパ」として、その付加価値が認められている。また、最近、CMで見るシャワーは、顧客の大規模アンケートのなかの女性の声から開発されたものである。よくある健康器具のように、買ってもすぐに使われなくなってしまうものではない価値ある製品を模索、シャワーならば半永久的に家族中で使えると発想、現製品となった。現在は飲食店やゴルフ場、飛行機の洗機場などでも重宝され、節水効果も大きくSDGsにも繋がっている。ファインバブル技術の世界水準は日本にあり、2025年の大阪・関西万博の「大阪ヘルスケアパビリオン」にも出展。テクノロジーの世界戦略を考えており、2030年には世界貢献できるものと考え、進めている。
既述のご講演の後、浅田美明副会長から青山様へ丁寧な謝辞及びお礼をお渡しする。(一社)2025年日本国際博覧会大阪パビリオンの清水事務局長から、大阪ヘルスケアパビリオンのご説明をいただく。
続いて第三部の懇親会。池内啓三相談役の乾杯のご挨拶後、食事を楽しみながら歓談。新役員紹介、新入会員紹介、ゲスト参加者の紹介等が行われた。本間副会長の挨拶により盛会のうちに閉会となった。
次回例会は、9月11日(月)開催予定。

副代表幹事 安岡優子【昭和62年経済学部卒】

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