活発な支部活動

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経済人クラブ
第235回例会 大阪新阪急ホテルにて開催

9月12日に、大阪新阪急ホテルにて開催された。第1部は学歌斉唱の後、永尾会長の挨拶。10月9.10日千里山キャンパスで開催される『関西大学フェスティバルin関西』について、経済人クラブブースの説明があった。全長21mにも及ぶ超大型ブースには東京、中部、東北、各経済人クラブブースが設けられ、若手ブースや過去のあゆみブースなど、盛り沢山の内容で出店する。企画構成は若手メンバーが中心に作成、期待が高まる発表だった。
また、学の実化を具体化する新たな試み、『関西大学山岡塾創設』の説明も行われた。将来をリードする"行動力""革新力"を備えた経済人、起業家の育成を目的としている。早速、本選考を通過した学生達もZoom参加、現地出席し本例会への期待の高さが伺われた。
その後、辰野勇様(株式会社モンベル代表取締役会長)より『夢と冒険 モンベル7つのミッション』というテーマで講演をいただいた。「一冊の本に出会い、運命が変わった」――
日本に130店舗、世界に4店舗展開する世界のアウトドアメーカーである同社は、ここから始まる。辰野氏は幼少のころから病弱で、それがコンプレックスだった。ところが国語の教科書にあった登山の本を読み、大きな夢を描くことになる。「いつか、アイガーに登りたい!」。その夢に向かい、登山に明け暮れる日々。冬山、激流、暴滝、普通なら決して飛び込まないであろう場所に、辰野氏の情熱は注がれていく。死を意識することは、つまり生を意識すること。危険な場所に挑戦することで、知らないうちに商売に必要な感性が磨かれていることに、本人はまだ気づいていなかった。商売に必要な集中力、持続力、判断力、決断力。これらをすべて、自然から学んだと辰野氏は振り返る。会社経営の上で、必要な決断が7回あった。それを知りたければ著書『モンベル7つの決断』を読んでくださいと、ユーモアを交えての講話に場も和んだ。資本金0円起業、直営店出店、価格リストラなど一部を紹介いただいたが、ますます読みたくなるばかり。最後に、「モンベルを世界一幸せな会社にする。全員が同じベクトルを向いている会社にする。これが最大の目標である」と語られた。そのためには、いまリーダーがやっていることが何になるのかというビジョンを伝えることが大事だという言葉に、学ぶべき姿勢が見えた気がした。講師への御礼として、仁井ひろみ副会長より感謝の言葉が述べられた。
小休憩の間に辰野様と名刺交換するメンバーの列が伸び、講演の反響の大きさが垣間見られた。第2部懇親会では来賓の芝井敬司理事長、前田裕学長よりご挨拶があり、池内啓三前理事長の乾杯音頭で懇親会がスタート。新会員2人の挨拶、ゲスト7人の挨拶があり終始和やかなムードで進行した。最後に本間副会長の挨拶で、無事に閉会となった。
【H19年工学部卒 中野聡】


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