活発な支部活動

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女子秀麗会
第24回楽塾「くすりと食べ物 」 近畿大学・森川先生の講演聞く

7月14日に千里山キャンパスの校友・父母会館で、女子秀麗会(仁井ひろみ会長)の第24回楽塾があり、近畿大学薬学総合研究所教授・森川敏生先生のお話を伺いました。
①「食べ物」と「健康」について=人類が薬を発見したのは食べ物の中から病気に対して効果のあるものが選び出されたこと→薬としての天然資源の利用、身近な天然資源が薬用にされたり、同じ素材が食用にもなってきた(例:葛根湯...葛の根、生姜)。
②医薬品と食べ物の相互作用=食べ物から医薬品が出来てきたが、医薬品と食べ物との相互作用も生じてきた(例:グレープフルーツジュースと一緒に飲んではいけない薬等...かんきつ類の果肉に含まれるある種の成分が、肝臓での薬物代謝を阻害してしまい、効果が強くあらわれてしまう)など多くの情報を頂きました。
特に現代人の健康に関する考え方・捉え方の問題点は、食に関する過剰な健康情報の供給→正しく有用な情報がわからない→科学的で、かつ事実にもとづいた食情報の選択力不足、で簡単に薬を用いてしまっている私たちに考える機会を与えて頂きました。
次回は10月27日、有益なお話を心待ちにしております。
(広報部 新谷里美)
(仁井ひろみ=06-6922-6806)

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