活発な支部活動

活発な支部活動

東京支部
23人参加し春の皇居散策楽しむ 散策後は中華料理で交流深める

東京支部(堺精一支部長)では、本年度で4回目となる「江戸城の史跡を巡りながら花の皇居東御苑を散策し、中華料理を堪能しながら交流を深める」と銘打ち、校友で宮内庁書陵部陵墓調査官(博士)である徳田誠志さん(昭59文)の案内で、5月26日土曜日に『春の皇居散策懇親会』を開催した。千葉支部からも参加いただき23人が参集した。
15時に江戸城の表玄関にあたる「大手門」に集合し、散策には過ごしやすい気温の中、都会のオアシスと春の匂いを感じながらの散策となった。
最初に、「三の丸尚蔵館」で開催中の『明治の御慶事-皇室の近代事始めとその歩み』を見学。日本で最初に「銀婚の儀」が開催された当時の昭憲皇太后が召されたドレスが展示してあった。その後、みどり濃い「二の丸雑木林」の小道を抜けると、花菖蒲が群を成した「菖蒲田」に出た。株ごとに名称の書かれた木札がつけられ、育てた方の意気込みが感じられた。
二の丸庭園での記念撮影の後、「汐見坂」を登りきり、「大奥跡」の芝生広場を経由したところに位置する「松の大廊下跡」へ。江戸城本丸で2番目に長い廊下であり、吉良上野介義央の殺傷事件舞台といわれる。木々に囲まれた静かな場所で目を閉じると、当時の様子が脳裏に蘇る思いであった。
江戸城の「富士見櫓」から「天守台跡」へ。「天守台跡」は約10mに及ぶ御影石の土台の上に高さ45mの天守閣が聳え立っていたとの説明に、圧倒的な「江戸幕府の権威」を感じずにはいられなかった。
徳田さん勤務の「宮内庁書陵部」を経由して、江戸城の裏門にあたる「平川門」にて、予定通り閉園17時に散策が終了となった。専門性を交えつつ分かり易い徳田さんの説明に全員が感謝いっぱいの散策であった。皇居散策のお土産として、宮内庁で購入した菊の御紋入り饅頭が配られた。
17時15分から行われた懇親会では、中華料理に舌鼓をうちながら、参加者全員が自己紹介と共に懇親が深められた。昭和25年卒から平成2年卒まで、幅広い層の校友が交流することが出来るのが本企画の特徴である。先輩諸氏と同じ歩調で、貴重なお話しをいただきながら、季節も感じることができる本イベントや次回のイベントの話で大いに盛り上がり、再会を誓い、閉会となった。
(常任幹事:中岡英之=昭59商)
(関西大学東京センター=03-6734-0218)

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