活発な支部活動

活発な支部活動

藤井寺支部
道明寺拝観の後、総会
地区の特性活かす事業

 10月6日、藤井寺支部(國下和男支部長)の総会が開催された。今回は趣向を凝らし、第1部は地元地域の名所旧跡めぐりとして道明寺を拝観、山主・六條照瑞師の講話を拝聴。第2部総会、第3部懇親会の日程で開催した。
 第1部は、道明寺において講演会・拝観。この日は講演のために特別にご本尊拝観をお願いした。参加者は校友以外に家族、知り合いも含めて20人。道明寺は道明寺天満宮と道一つ隔てて位置する真言宗の尼寺。古代氏族土師氏の氏寺として、7世紀中葉に菅原道真が建立されたと考えられているとのこと。
 六条照瑞尼(御前様)ご講話の前に本堂にて尼僧より般若心経を唱え、道明寺縁起を拝聴。国宝木造十一面観音立像と木造聖徳太子立像を拝観。s-済・関大11月号・藤井寺支部総会写真2.jpg御前様は大正11年3月生まれの91歳、非常にお元気にされており、道明寺を見守られてきた方。各校友は道明寺糒(ほしい)のお餅と抹茶で懇談。
 その中で道明寺と縁のある校友が多いことが分かり感心しきり。以前、この道明寺で謡「道明寺」の能を舞ったことのあるという中尾八尾支部長、関西大学の文化遺産学交流会で長期にわたり、庫の宝物調査を実施してきたという西田松原支部長、本当に関大はソーシャルネットワークが強い。
 第2部総会は、料亭こもだに移り、本間副支部長の司会、國下支部長の開会の挨拶で始まった。学歌斉唱、今年逝去された元藤井寺市長の堀端宏校友の黙祷を行った。
 来賓代表として、渡邉副会長の挨拶、続いて各支部代表の紹介、國下支部長を議長として議事に入り、滞りなく終了した。なお、今期は役員改選があり、前山田副支部長の退任他、一部異動があった。
 第3部は懇親会。尾松副支部長の司会で始まり、渡邉副会長から「支部には支部の規模に見合った運営が必要で、会員拡大にも地元の利等を活かした知恵を出して活動を考える時代になっている。特に河内地区は遺産、名所旧跡も多く、支部イベントとしても充分見聞の価値はある」とのご意見をいただいた。肩を組んで逍遙歌を合唱の後、大谷校友の一本締めで和やかなうちに終了した。

                         (副支部長 畑山将彦)

        (技建設計・本間敏司=06―6533―5145)

ページトップに戻る

ページトップに戻る