活発な支部活動

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応援団OB千成会
河田学長が「三国志」講演 400余人が50周年祝う

 7月4日、リーガロイヤルホテルにて応援団OB千成会(田中義昭会長)創設50周年記念講演会・記念式典が開催された。来賓、会員、大学・企業関係者等、総勢400余人が一同に参集し、盛大に執り行われた。
 第一部総会の後、第二部からは会場を「ロイヤルホール」に移して行われた。
 第二部では河田学長を講師に仰ぎ、「三国志に学ぶ」と題した記念講演が行われた。「三国志」の漢文の一節を全員で唱和するなど、ユーモアを交えられながら分かりやすくお話下さり、会場がまるで大教室の如く、しばし学生時代に戻って学ばせていただいた。
 第三部の記念式典・懇親会は、千成会創設50年の歩みをまとめたスライドショーと共に華やかに始まった。別處了一副会長・50周年実行委員長の開会の辞に続き、学歌斉唱の後、田中会長から挨拶があった。来賓の方々へのお礼、現役団員への激励が述べられ、50年もの長きに亘る歴史と伝統を継承してこられた諸先輩方への感謝、戦火をくぐり抜けなお応援團活動を、われわれ後輩へ伝え残して下さった先人への思いを馳せられる感極まった場面に、会場は母校愛いっぱいに包まれた。
 来賓挨拶として、上原理事長、河田学長、寺内校友会長、丹羽一郎教育後援会長、小坂道一体育OB会長、そして永遠のライバルである関西学院大学応援團総部新月会の辰馬順次郎会長より、お一人ずつ心のこもったお言葉を頂戴した。
 続いて、歴代会長へ感謝状と記念品が贈呈された。昭和35年に京都の粟田山荘で産声をあげた千成会の「生みの親」ともいうべき故・片岡恒次郎初代会長のご遺族、同じく故・原田憲第2代会長のご遺族、高田明第3代会長、三木憲三第4代会長、関根蔵雄第5代会長、森山一正第6代会長にそれぞれ登壇いただき、田中会長より感謝状が手渡され、われわれ後輩からの感謝の気持ちをお伝えすることができた。また現役団員へも援助金・記念品贈呈が行われ、河合光熙参与寄贈による「千成瓢箪」のレプリカが授与された。
 森本理事・相談役の乾杯発声の後、懇親会、歓談へと移った。美味しい料理に舌鼓をうちつつ、校友同士和気藹々と旧交を温めあい、アトラクションではリーダー、吹奏楽部、バトン・チアリーダーの3パートOB・OG有志が、この日のために休日返上で練習に臨み、現役諸君と共に世代を超えて、華やかな演舞演奏を披露した。
 大いに盛り上がったところで、関根顧問のリーダーにより、会場が一つの大きな輪になって逍遙歌を高らかに合唱、千成会、母校関大のさらなる発展を祈願し、宴の余韻に浸りつつ再会を誓い合ってのお開きとなった。(井崎奈加)

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