活発な支部活動

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長砂ゼミ
初めての教室での総会開く 恩師長砂先生含め16人参集

30年度の長砂ゼミ長友会(高井憲司会長)総会は、例年会場として利用していたサロン桃源の閉店により、初めて第二学舎の教室で開催された。昨年は例年にない冷え込みで愛でることが出来なかった母校の桜だが、今年は逆に4月8日は葉桜となり今年も桜のない総会に。それでも定刻前には恩師長砂實名誉教授を含め16人が元気に参集した。
1月の初代会長木村氏の逝去に続き、Ⅱ部1期の中川氏の急逝が報告され、近況報告でも話題はご自身の持病の話や健康面の話が中心に。誰かが健康法を披露すると質疑応答が飛び交い大いに盛り上がった。
そして学歌の合唱、記念写真の撮影を終えた頃には他の教室の総会は全て終了しており、慌てて机の片づけを済ませて教室を後にした。
(19期 吉村眞一)
(高井憲司=072-992-0275)

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近況報告(2018年2月26日)    長砂 實
ようやく春の到来を感じるこの頃です。皆さん、お元気のことと存じます。
今年の長友会の集いは4月8日(日)と聞いています。昨年に続いて、一年ぶりに皆さんにお会いできるのを楽しみに過ごしています。
韓国・平昌冬季オリンピックが終わりました。このところ、TVでの観戦・応援に明け暮れました。新鮮な多大の感動を受けました。この年齢で有難いことです。以下、簡単に近況報告をします。
3年前に大きく体調を崩し、一昨年は長友会の集いも欠席し、ご心配をかけましたが、幸い、基本的に健康は回復しました。現在、日常生活に支障はありません。但し「闘病生活中である」、と言わざるを得ない情けない現状です。
現在、京大病院に2ヵ月に1度、河端病院(太秦)に1ヵ月に1度の頻度で通院しています。京大病院の神経内科でお世話になっているのはパーキンソン病です。
幸い、薬が効いており病状は進んでいませんが、不気味ではあります。河端病院の整形外科で一昨年3月に脊柱管狭窄症の手術を受け、3ヵ月入院しました。幸い手術とリハビリは成功し、歩けるようになりました。同病院の内科では糖尿病なども経過観察中です。総じて、毎日、多種類の薬を飲んでいます。週に1回・半日のデイサービス・センター通いでの「体操」と、近所での毎日の散歩を心がけています。とにかく「できるだけ身体を動かせ」というのが医師の指示です。
このような体調なので、近年、諸活動は思うに任せません。研究面での昨年の成果は、「ロシア十月革命100年」および崩壊した「ソ連社会主義」の現代的評価に関わる小論を『季論21』秋季号に載せるに止まりました。残念ながら、本格的な論文執筆はもはや無理です。現在の社会的活動も、「日本ユーラシア協会」および「九条の会」の一会員としての活動にほぼ限られてきています。それでも、理論的問題関心と社会革新意欲の維持には努めており、そのための読書とPC活用は欠かせません。
今年3月に満85歳になります。また結婚60周年でもあります。近年、多くの友人・知人の訃報が相次ぎ身辺は寂しくなる一方です。元気な老妻に助けられて今まで生きている(きた)ことに感謝すべき、という思いがしきりです。
長友会の初代会長・木村統一氏がこの1月に他界しました。第2代会長・水野芳夫氏も数年間に亡くなりました。思えば、長友会も既に50歳に達しています。長友会の今までの存続に心から感謝しています。しかし、会員の老齢化は避けられません。皆さんのご健康とご長命を祈念します。

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