活発な支部活動

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神奈川支部
山歩きの会で入笠山へ 高層湿原は色とりどり

 神奈川支部(重延義樹支部長)の同好会・山歩きの会は、6月22日に第5回「長野県・入笠山(にゅうかさやま)登山」を開催した。
 入笠山は南アルプスの北端に位置し、標高1955mで日本三百名山の一つに数えられる。この時期は、標高1780mの高所までゴンドラが運んでくれる。 今回は、初参加1人を加え、総勢8人での山歩きとなった。天気は曇りだったが空が明るく、所によっては青空がのぞいて、山歩きとしては悪くない条件と思えた。
 駅前で軽く柔軟体操をして出発。鹿の侵入を防ぐ扉を開け、入笠湿原へ向かう。大勢の登山者が狭い歩道で渋滞している。先ず、100万本といわれる小さなニホンスズランの白が目に飛び込んできた。仲間から高層湿原の妖艶さに感嘆の声が上がった。
 レンゲツツジの橙色を抜けて登山口へ向かう。s-済・関大11月号・神奈川支部山歩き写真.jpg登山道自体は短いが、結構な急登に岩場もあり、隊列が乱れた。山頂は混雑していた。記念撮影も順番待ち。360度の眺望は最高。雲間から見える百名山は22座のうち10にも満たなかったが、曇り空ではそれくらいで満足しなければいけない。
 下山中、入笠湿原に戻る前に立ち寄ったゲレンデ跡の高山植物群生地の鑑賞を終えたあたりから雲行きが怪しくなり、やがて本降りになった。泥川に変身した歩道の急斜面を無言で登る。ゴンドラに乗った直後、雨が止んだ。
 富士見パノラマリゾートで、スズラン祭のプレゼント、「白花コアヤメ」の苗をもらい、ゆうとろん水神の湯へ向かう。露天風呂で一日の疲れをとり、軽く食事をしてから帰途へついた。

                   (代表世話役 小谷正廣・昭47商)

         (ダイケイ=050―1063―9660)

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