活発な支部活動

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関大大阪倶楽部
三田路で秋の総会開催 池内理事長も現地合流

 関大大阪倶楽部(一軸浩幸理事長)の24年度秋の総会は、12月1日に都市開発と歴史遺産の地「三田路」を訪ね、総勢42人が参加した。
 中国道の渋滞もなく、最初の目的地・心月院には、時間どおりに到着。ここでは側面協力の労に預かった、地元三田支部から山門喜久雄顧問らの出迎えを始め、三田市に在住の池内啓三法人新理事長も合流いただき、充実した顔触れとなった。
 ここでは、高僧ご自身からの講話をうけた。中でも廃寺であった古寺を、41年前に永平寺から住職に移り住み、三田藩主九鬼家の菩提を弔う寺院に伝わる文化財の保存に係わった経過の解説に始まり、所蔵書画骨董の鑑賞に庫裏を一巡し、その気魂に打たれるとともに、狩野探幽の絵画などの逸品を目にして内容の素晴らしさに圧倒された。
 この後、久鬼家菩提所・白州次郎・正子夫妻の墓所などの史跡を、山門顧問の配慮による現地ガイドからの解説で、詳細に見学した。
 総会・昼食会場の三田ホテルでは、現支部長今垣亨氏ほか役員の特別参加を得て、池内理事長を囲んで、母校の抱える少子化時代への課題のほか、新興都市「三田」の変遷をはじめ、開発により抱える課題などを話題に、食事を進めて、恒例の「斉城一座」のマジックをもって会食のひとときを過ごした。
 午後は、丹波竜で話題の人と自然の博物館から擬洋風久鬼家住宅資料館を見学。最後に「パスカル三田」に立ち寄り、地元特産品の直売を、新鮮と安価の触れ込みに、各自が手荷物を抱えて帰路についた。 (藤本道人) 
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