活発な支部活動

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経済人クラブ
池内啓三新理事長から抱負聞く
クラブ内に4運営委員会が発足

経済人クラブ(西村太一会長)第197回例会は、11月5日に大阪新阪急ホテルで、村上康司副代表幹事(平6法)の司会にて、来賓に池内啓三学校法人関西大学理事長、一
軸浩幸・畑下辰典クラブ名誉顧問及び寺内俊太郎顧問・校友会長の臨席をえて開催された。
栗原照次郎副会長(35商)の開会の挨拶に続いて、新理事長に就任された池内先生から、私学を取り巻く厳しい社会情勢の中、2016年に迎える創立130周年に向けて、今後4年間の関西大学の進む道等につき、就任の抱負を交えてお話しいただいた。
池内理事長は、13学部、12の大学院を擁する大学の現況を説明の後、①学習から学修へ(教員と学生が意思疎通を図りつつ、一緒になって切磋琢磨し、相互に刺激を与えながら知的に成長する場を創り、知識の伝達・注入を中心とした授業から主体的に問題を発見し、解を見出していく質の高い学士課程教育へと転換)、②事業の選択と集中(教育・研究活動のPDCA=計画・実施・評価・再起動のサイクル=を目指し諸改革に全力投球しており、6年前に策定した10年間の長期ビジョンを検証してこれからの行動計画を立てる)、③文科行政について(4年制大学は現在783校あり、私学が増え50%以上が定員不足。母校法科大学院も苦戦しているがリセットし直して日本一の法科大学院にするように努めていきたい)と今後の方向性を示した。
最後に、キーワードとして、①解、②チームワーク、③創造、④適格な判断をあげ、長年の経験を基に、①教職員の総力を結集して、教育・研究の内実を高める、②財政の持続的安定性を確保する、③困難な状況でも何事からも逃げない姿勢で臨む、の3点を念頭に、今後4年間、法人の舵取りをしていきたいと決意を述べられた。
懇親会は、寺内校友会長の乾杯の音頭で開宴。池内理事長、自らテーブルを回られメンバーと和気藹藹の懇談の中、稲田副会長の閉会の挨拶にて散会した。
また、代表幹事からクラブの中に運営委員会が発足した旨が報告され、各委員を紹介した。
(代表幹事 田合邦臣)
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