活発な支部活動

活発な支部活動

川西支部・伊丹支部・宝塚支部・猪名川支部・豊能支部
5支部合同で史跡探訪 清和源氏の歴史を見分

 9月22日に西摂の川西・伊丹・宝塚・猪名川・豊能の5支部合同の「史跡探訪の会」を開催した。これは、本年の校友会新年互礼会で川西、伊丹、宝塚の支部長・副支部長の間で偶然に出た話から実現する運びとなったもので、猪名川、豊能支部も加わっていただいた。
 初めての今回は川西支部(井上能一支部長)に準備万端全てお世話になり、川西市内で開催された。
 清和源氏発祥の地・多田神社に10時集合、快晴のなか5支部から35人が参加した。多田神社では神社関係者の方から約1時間半にわたり懇切でユーモアのある神社の歴史を解説いただき、普段は入れない神社の奥域部分や宝物館まで見せて頂き、清和源氏の祖・源満仲をはじめとする系譜と神社の史跡を堪能した。

5支部合同「史跡探訪の会」
 その後、能勢電車で「滝山」駅へ移動、八坂神社境内で昼食し、さらに近年、整備・補修された勝福寺古墳を見学、この古墳は6世紀初頭に築造されたこの地方で初期に横穴式石室が築かれた古墳で、これまでの川西市教育委員会と大阪大学の合同調査で全長が約40mに及ぶ前方後円墳であることが判明していた。
 さらに、川西市の中央公民館レセプションルームで今回の史跡探訪の講師である川西支部の菅原巌氏(34文史)による「清和源氏の歴史」について約1時間に及ぶ講演を拝聴した。菅原氏は川西市の歴史についての著書を2冊も上梓されている方で、その博学・雄弁な話に一同深く聞き入った。
 最後に待望の懇親会を同所で開催し、アルコールも入って、一人一人のスピーチもあり、参加者一同大いに懇親を深めることができた。
 ちなみに、この日は秋分の日が9月23日でなく昭和54年9月24日以来33年ぶり、9月22日になるのは明治29年以来116年ぶりの記念すべき日であったそうだ。(幹事 直宮憲一・49院文)

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