活発な支部活動

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関大法曹会
新司法試験合格校友を激励  若手弁護士が司法修習を説明

 関大法曹会(島武男幹事長)は十月二十日、大阪弁護士会館において、九月に新司法試験に合格したばかりの法科大学院修了の新六十一期修習予定者四十四人の校友のうち二十八人の参加を得て、十一月二十七日から始まる司法修習についてのガイダンスを行った。これは本学法科大学院教授である栗原宏武会員(大阪府公安委員会委員長)の呼びかけで開いたものである。
 ガイダンスの冒頭で、山田庸男会員(大阪弁護士会会長)、小谷寛子会員(大阪弁護士会副会長)から、自身の修習時代の体験も交えて修習に臨む心構えや弁護士会の活動、就職状況などの話を伺った。山田会長は、関大法曹会の絆は強く、このガイダンスもその一端である、また、法律事務所への就職の現状を踏まえて、法曹とりわけ弁護士の将来については、楽観はできないものの今後の業務拡大は十分に期待できるので、自信を持って修習に励んでもらいたいと激励された。小谷副会長も、人とのつながりを大切にして主体的かつ積極的に修習に取り組むべきことの大切さを話された。

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関大法曹会の司法修習ガイダンス

 引き続いて、山﨑浩副幹事長の司会で、今年登録した若手弁護士である山本大輔、三木保美、舟木一弘の各会員が講師となって、パネルディスカッション形式で司法研修所での集合修習の教育内容などを詳しく説明した。参加者から活発に寄せられた質問について各パネラーとの充実したやりとりが午後五時の散会にいたるまで続き、好評で大いに実りのある企画となった。 関大法曹会はこのガイダンスのほかにも修習予定者向けに十一月一日から二十二日までの間、約三十の会員法律事務所での事前研修プログラムも実施する。
          (山﨑 浩)

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