活発な支部活動

活発な支部活動

西宮支部
三人と二団体に支援金  通算三回目の支部事業

 西宮支部(海蔵寺浩支部長)総会は、九月二十九日にノボテル甲子園で、来賓・役員・学生合わせて約百五十人を集め開催された。
 第一部の総会では、まず物故校友を偲ぶ黙祷の後、学歌斉唱を行い、海蔵寺支部長の挨拶に続き、来賓を代表し一軸浩幸校友会会長より祝辞を頂戴した。祝辞の中で、西宮支部からは多数の素晴しい方々を輩出し、法人を始め校友会に多大なる貢献が行われているとのお言葉を頂くとともに、関大は、千里山に研究棟を作る予定があるなどダイナミックに変わりつつある母校の現状と今後の展望を報告いただいた。

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西宮支部総会

 総会議事は滞りなく全ての議案が承認され、続いて「学生支援金の贈与」を行った。支部創設七十周年を記念して行われだしたこの事業も、通年事業として三回目となり、本年度は中国人留学生三人と、長い歴史を誇るユネスコ研究部、並びに同好会となったばかりの学生チーム・漢舞の二団体に支援金が贈られた。第二部では来賓の紹介につづき、山田知西宮市長(支部名誉顧問)より挨拶として、「西宮市政において河野昌弘副市長(支部副支部長)をはじめ多数の関大卒の方々が活躍している」などのお言葉を頂戴した。引き続き、支部輩出の県議二人と市議六人の紹介、代表して越智一雄県議会議員よりお礼の挨拶があった。
 関大を誰よりも愛し誰よりも知る方の代表として、「強い関大」の近況と将来についての報告が、関大・理事を始め校友会で多くの要職を務めておられる小坂道一支部顧問から、短い時間にも関わらず内容の濃い、また非常に興味深い報告を頂いた。
 続いて保井剛一名誉支部長(昭14卒)の発声による乾杯が行われ、懇親会が開会。終始賑やかに進行しつつも、前述の学生支援事業で支援金を受けた留学生三人のお礼の挨拶、また「漢舞」による迫力ある模範演技、そしてユネスコ研究部によるボランティア活動主体の研究発表が行われ、参加者の目と耳を釘付けにした。
 その後、アトラクションとして、関大を卒業されている加藤氏(45卒)ほか六人の出演により「時勢を歌いこまれた相撲甚句」が披露され、来場者は耳を傾け堪能した。恒例の逍遙歌合唱は、第八十五代現応援団団長田邉弘さん(市内在住)によるリードで、盛り上がりは最高潮に達した。
 河野副支部長による甚句調(?)の閉会の挨拶に、拍手と大歓声で更に盛り上がりが見られ、名残惜しくも来年の再開を誓い閉会した。
 (脇山公彦)

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