見学施設 |
◇総合図書館春季特別展「長谷川貞信」(総合図書館10:00~15:00) |
昭和60年4月に開館した総合図書館は、蔵書数約200万冊、全学の学術情報の中核として数ある大学図書館の中でもトップクラスの機能を備えています。
1階展示室では、今年も春季特別展を「長谷川貞信」をテーマに開催されています。江戸の浮世絵だけが日本の浮世絵ではありません。図書館では、上方の浮世絵師である長谷川貞信(初代・二代・三代)の作品を数多く所蔵しています。貞信の作品は、役者絵、風景画、武者絵、玩具絵など多岐にわたっており、上方(特に大坂)の歴史・風俗・文化の研究に不可欠な資料です。上方浮世絵の豪華な色彩、彫り、摺りを満喫してください。 |
◇博物館 企画展「菅 楯彦の生きた時代~『職業婦人繪巻』の世界~」(簡文館内 10:00~15:00) |
博物館には、購入・寄贈及び発掘等によって得た貴重な資料約15,000点が収蔵されています。展示室では、縄文時代の石製耳飾や古墳時代の碧玉製石枕など重要文化財16点、鹿角製刀装具や銅鐸など重要美術品12点などの考古資料を中心に展示されています。
恒例の春季企画展は、なにわ・大阪文化遺産学研究センターとの共催で「菅 楯彦の生きた時代~『職業婦人繪巻』の世界~」を開催します。「職業婦人繪巻」は、全長14メートルの大作で、電話交換手、美容師、看護婦など、当時の華々しい職業婦人を描くと同時に、農作業従事者や機織など、市井に生きる女性たちの姿をうつし取っています。また、図書館所蔵の菅楯彦作品なども展示し、なにわ・大阪を代表する絵師とその時代を紹介します。
【 高松塚古墳壁画再現展示室 】(簡文館横 10:00~15:00)
1972年(昭和47年)3月に、本学の網干善教文学部助教授(当時)が考古学研究室の学生らとともに高松塚古墳の壁画を発見してから35年経過したことを記念して、美術陶板を使って発見当時の写真から高松塚古墳の極彩色の壁画を再現する展示施設「高松塚古墳壁画再現展示室」が設置されました。「世紀の大発見」と謳われた高松塚古墳の極彩色の壁画や発見当時の石室内部の状態を是非ご鑑賞下さい。
【 豊臣期大坂図屏風復元陶板 】(第1学舎1号館内 10:00~15:00)
第1学舎1号館千里ホールの外壁面には「豊臣期大坂図屏風」を原寸大の1.5倍に拡大して復元した陶板が掲げられています。現物の屏風は、オーストリア共和国のグラーツ市にあるエッゲンベルク城が所蔵するもので、8枚のパネルに分けられ、城内「日本の間」の壁面を飾っています。堺の宿院から住吉・天王寺・大坂を経て宇治平等院までを描いており、画面の大半を大坂城の本丸・二の丸・三の丸が占め、望楼型の天守閣と楼門の付いた極楽橋は、豊臣最盛期の大坂城を髣髴(ほうふつ)とさせます。高麗橋あたりの街並みや大川の水運、住吉社の祭礼など、平和で繁栄する大坂の都市生活が活写され、類例の少ない豊臣時代の大坂を描いた貴重な作品となっています。 |
◇年史資料展示室 特別展「学の実化(じつげ)-山岡順太郎・倭父子展」(簡文館内 10:00~15:00) |
簡文館1階の年史資料展示室では、関西法律学校の誕生から総合学園へと発展してきた母校の歴史を、さまざまな展示品や映像、パネルなどで紹介されています。
今年は、千里山学舎建設と大学昇格という関大の歴史のなかでも特筆すべき事業を成し遂げ、「関大中興の祖」と呼ばれる山岡順太郎総理事兼学長と、長男で北陽高校創設の功労者・倭氏の縁の品を集めた特別展「学の実化(じつげ)-山岡順太郎・倭父子展」が開催されています。 |
◇総合学生会館メディアパーク『凜風館』~『悠久の庭』 |
母校創立120周年記念事業のひとつとして平成18年2月に竣工した総合学生会館。屋上には庭園も備えられており、抜群の景観をお楽しみいただけます。なお、2階では生協本部食堂が営業、3階では関大グッズや書籍等の販売をしています。満開の桜、緑と開放感溢れる「悠久の庭」との景観をお楽しみいただきながらごゆっくりおくつろぎ下さい。 |
◇100周年記念会館~「校友・父母会館」が竣工! |
100周年記念会館は、緑のキャンパスに溶け込んだ親自然のやさしい建物として、第11回大阪まちなみ賞の奨励賞を受賞した建物です。 また、本年3月に100周年記念会館前に「校友・父母会館」が竣工します。スプリングフェスティバルにお越しの際は、是非お立ち寄りいただき美しい外観をご覧下さい。(当日は、館内にはは入れません) |