活発な支部活動

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京都支部
臨済宗・妙心寺を訪ねる 懇親昼食会は「あわ津」

 秋雨と紅葉の京都。11月11日、京都支部恒例の事業委員会主催「歴史街道を歩く会」が開催され、14人の校友が参加した。
 今回は右京区花園、名刹臨済宗妙心寺を訪ねた。まず、大本山妙心寺塔頭の退蔵院で、禅問答の「瓢鮎図」で「ひょうたんでなまずをつかまえる」を考え、庭園の紅葉を眺めながら抹茶を楽しんだ。塔頭とは禅寺で、祖師や大寺、名刹の高僧の死後、その弟子が師の徳を慕って建てた小院で、それぞれが立派な寺院の建物と庭園を有し、妙心寺の広大な境内には40余もある。
 次に妙心寺の法堂の天井図「人方睨みの龍」を見学。東西南北、見る位置によって怖い龍になったり優しい龍になったり。なかなか味わい深い龍の図だった。龍に睨まれた後、「浴室、明智風呂」へ案内された。今で言えばサウナであろう。
 最後に訪れた塔頭は桂春院で、落ち着いた風情の庭園を見学。10万坪の境内の一部にすぎないが、相当歩き疲れてきたところで料理屋「あわ津」にて懇親昼食会。
 牧村支部長の挨拶の後、美味しい食事をいただき昔話や健康の話に花がき、米澤委員長の弟、増位山関の新曲のCDや相撲の番付が当たるくじ引きもあ
り、楽しい一日を過ごした。 (新原博喜 昭43学工)

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