2023年7月アーカイブ
市内の清和台地区で開催の納涼祭(盆おどり大会)に参加した。
しばらくのあいだコロナ禍で中止となっていたので、3年振りの参加である。これまではビール販売を主とした出店であったが、校友の高齢化と出店の準備に手間がかかる、との理由で他の商品販売を考えてきた。そのなかで案が出たのが「がちゃがちゃ抽選会」というものであった。
抽選箱を廻し、出てきた玉の色の違いで景品を渡す、というものである。これでお客さんが来てくれるのかとの心配もあったが、これが大当たり。子どもたちを中心にその親たちも来店。用意した景品がすべて販売完了となり、SOLD OUT。大学の名前を冠した「のぼり」も立てたところ地元の校友が来店、早速校友会の話をしたところ、数名の新入会員が生まれた。また今回の納涼祭出店では新しい校友の活躍がみられ、女子会の参加もあった。出店の準備に何かと苦労があったが多くの校友や関係者の協力もあり、成功裏の納涼祭であった。
臼井 宏
淡路支部(淡浪会)では、公開講座(地域連携活動)を50人が参加して洲本市文化体育館会議室で開催。「ユネスコ無形文化遺産登録を受けて(阿万の風流大踊小踊)」と題して佐渡達史氏(阿万風流踊保存会会長、淡浪会幹事長)が講演を行いました。
昨年11月30日に、全国41件の「風流踊」がユネスコ無形文化遺産に登録が決定し、今年の7月10日に認証伝達が文部科学省講堂で行われました。
ビデオ上映で阿万風流踊の概略を紹介し、資料に基づいて風流踊保存会の取り組みを説明しました。
1)ユネスコ無形文化遺産登録とは、世界で677団体(フラメンコ、京劇、アリラン、ヨーガなど)、日本で22団体(歌舞伎、人形浄瑠璃文楽、能楽等)が登録されており、その仲間に入れていただいたという名誉なことであり、快挙です
2)由来は、日照りが続いて雨乞いをすると恵みの雨が降り、その願いが叶えられた後に「願解き」として踊ったということです。起源は、大踊が室町中期、小踊は江戸中期と言われています。
3)様式は、大踊が7曲、小踊は8曲で交互に踊ります。1年に3回ずつ(1・5・9月)それぞれ講会を行い、芸を磨き、講員が交流をする。これで組織を維持してきました。9月の秋祭りには、亀岡八幡神社に踊りを奉納します。
4)この度、阿万の風流大踊小踊がユネスコ無形文化遺産登録を受けたのは地域の皆さまの支えがあったからであり、そのことに感謝しながら、今後とも精進して伝承していきたいと考えています。
と締めくくりました。
佐渡達史 0799-55-0484
