平成26年春の叙勲で、株式会社 竹中製作所 取締役会長 竹中 弘忠が旭日中綬章を受章されました。
勲章伝達式は5月13日、ザ・プリンスパークタワー東京にて勲記勲章が伝達されました。伝達式の後、受章者の方々は、皇居において天皇陛下に拝謁されました。
平成26年春の叙勲で、株式会社 竹中製作所 取締役会長 竹中 弘忠が旭日中綬章を受章されました。
勲章伝達式は5月13日、ザ・プリンスパークタワー東京にて勲記勲章が伝達されました。伝達式の後、受章者の方々は、皇居において天皇陛下に拝謁されました。
大阪冶金興業株式会社 寺内俊太郎社長が2014年5月19日発行の
フジサンケイビジネスアイ(西日本) 『 企業探訪 学生記者が行く 』 のインタビュー
記事掲載。
ものづくりへの思いと変化する時代を生き抜く秘訣について語る。
株式会社日本スペリア社
http://www.nihonsuperior.co.jp
八田工業㈱は、真空熱処理やイオン窒化処理といった金属熱処理加工を中心にワイヤーカット放電加工や細穴放電加工、平面研削加工といった金属機械加工によるものづくりを展開、24時間365日の操業体制で事業を推進しています。
真空熱処理は、炉内を真空状態にして加工部品を加熱することで酸化・脱炭がなく、光輝性に優れており、高精度かつ短期間での硬化処理ができます。イオン窒化処理は、炉内を窒素を含んだ雰囲気中で加工部品を加熱する表面硬化処理で後加工が不要かつ低歪の熱処理が可能です。
ワイヤーカット放電加工は、Φ0.1mmほどの電極ワイヤーから放電し、糸鋸のように素材をゆっくりと切断、加工による損失がほとんどなく硬度の高い金属や精度が求められる加工ができます。細穴放電加工は、Φ0.3mm~Φ3.0mmの小さい穴の板厚を選ばず高硬度の金属や非鉄金属など幅広い材質を高精度に加工することが可能です。平面研削加工は、一般的に円筒状の砥石を回転させて加工部品を均一に研削できます。
その他の加工として、ガス浸炭、ガス浸炭窒化、光輝熱処理、サブゼロ処理、プレステンパー、ショット加工、歪み取りなども蓄積してきたノウハウを活かし実施しています。
加工部品は、多品種、少量生産の多様な金属材料の機械部品で、熱処理加工と機械加工この両方が同時にできるのが強みとなっています。
さらに、熱処理加工技術を活用し、カスタムナイフのブレード素材の加工の開発にも取り組み、カスタムナイフを商品化し販売しています。
カスタムナイフのブレードの素料は、硬度、強靭性、耐食性の特性に加えて鑑賞に耐えるだけの美しさが求められ、日立金属株式会社が開発した粉末刃物鋼材(ZDP189)をカスタムナイフ用ブレード素材として開発しました。粉末刃物鋼材は、新しいタイプの刃物鋼材で、高硬度、高耐磨耗性、耐食性があり、さらに切れ味が良く、刃持ちも優れており、シャープなエッジラインの美しさ、鏡面仕上げの輝きの良さが特徴です。また、刃物の側面の加工性の良いZDP189を刃物鋼材で最も一般的なステンレス鋼材(ATS34)で挟んでサンドイッチ構造にした三層鋼材も開発しています。それぞれ全国のカスタムナイフメーカーから高い評価を得ています。
この刃物の熱処理加工技術に対して、2008年、堺商工会議所が堺市のすぐれた企業を認定する堺ブランド「堺技衆」を受けています。
24時間365日いつでも多品種少量生産の熱処理加工に対応できる仕組みは、毎月ホームページに更新される操業状況を示す「熱処理サービス表」によって加工部品を夕方預かり、翌朝に渡す最短の納期で熱処理加工を実現しています。「熱処理サービス表」は、ユーザーが「何ができるか?」、「いつできるか?」を把握できるようになっており、設備、技術、経験、ノウハウを最大限活かして信頼性と提案力を駆使した独自の受注体制を構築し、柔軟な運用を図っています。
八田工業㈱は、長年、ものづくりの現場からの応募によって選ばれた年間スローガンを設定する活動を続けています。今年(2014年)の年間スローガンは、「躍進する」で"八田工業4つのちから"すなわち開発力、技術力、対応力、未来力の充実と進化を図り生産性や品質の向上を進めています。これからも独自に創造、開発できる開発力、良いものを良いと伝えられる技術力、フル稼動で提供する対応力、コミュニケーションから生まれるアイディアから拓く未来力で地域に貢献するものづくりのさらなる充実を目指していきます。
所在地:〒599-8265
大阪府堺市中区八田西町2-18-40
代表者:代表取締役社長 隅谷 賢三
T E L :072-277-7272
F A X :072-277-8960