2012年1月アーカイブ

 ㈱をくだ屋技研は、油圧ポンプの製造で培った油圧技術を基盤技術に荷役運搬機械および環境機器の最終完成品メーカーとして製造、販売を行っています。物流現場の三つのニーズである「載せる(LOAD)」、「揚げる(LIFT)」、「運ぶ(MOVE)」に応える物流機器の新製品、新市場、新ビジネスの創出を目指しています。「いかに効率よくものを運ぶか」、いろいろなものを確実に載せて、揚げて、運ぶことを製品化したのが物流機器です。をくだ屋技研が開発、製造している物流機器は、OPK*ブランドとして、徹底的な顧客志向でどのような作業環境にもマッチする種々多様な製品群を提供しています。OPKは、Originality Produces Know-how.(独創技術がノウハウを生み出します。)の略で、最終完成品メーカーとして、物流機器のイノベーションを目指してたゆまない製品開発を推進している企業であることを意味しています。

okudaya01.jpg
 製品群として、目的・動きでは、水平運搬、積み上げ・積み下ろし、ピッキング作業、腰痛対策など、また、運搬対象物では、木製パレット、網パレット、ビールパレット、金型、ALC,コンテナボックス、ロール、食品・医薬品、金庫、ドラム缶、自動販売機など、多様化するニーズに的確にこたえる多品種少量生産のものづくりを展開しています。特に、ハンドリフトの分野で高いシェアや評判を得ています。
物流現場の「載せる、揚げる、運ぶ」のニーズをかたちに独自の製品を開発し、「物流自在」を凝縮したOPKブランドとして製品群を提供しています。
 これまで、をくだ屋技研が開発し、現在幅広く活用されている製品群は、標準生産品と受注生産品で構成、受注生産品は、標準生産品を基本に顧客の課題を解決し開発した製品でニーズに柔軟に対応する生産体制を確立しています。
 「載せる、揚げる、運ぶ」の機能を装備した製品群は、物流の現場環境や使用環境に応じた多種多様な型式(手動式、バッテリ式、自走式、テーブル式、フォーク式、低床型など)を取り揃えています。たとえば、重量物運搬の作業効率の作業効率を高める代表的な物流機器である「キャッチパレットトラック」は、独自の油圧機構のノーパッキン油圧ポンプ、正常なバルブ状態を維持するバルブクリーニング装置、リフト時の過積載を防ぐ自動積荷チェックバルブを内臓し、安全とメンテナンスに配慮しています。さらに、ユニバーサルデザインを設計コンセプトにして、操作性を配慮したハンドル形状、樹脂製ハンドルによる軽量化、アルミ製ステリアリングホィールの芯の軽量化、無鉛塗料の採用など実現しています。これらの実績が認められて、2007年、グッドデザイン賞受賞商品の認定を受けています。また、油圧技術の応用の幅を拡げた例として、空き缶プレス機「カンピタエース」を開発し製造、販売しています。
okudaya02.jpg
「カンピタエース」は、かさばる使用済みの不要の缶(アルミ缶、スチール缶、一とう缶、ペール缶など)を自動的にプレス処理が可能です。プレス処理されたブロック状の空き缶は、積み重ねができ保管のスペースの有効活用と同時に作業環境の整理整頓ができることから好評を得ています。新高機能、新製品の不断の追求は、持てる技術力の効率的な活用の巧みによって可能になると考えています。
 これからも物流の原点である「載せる、揚げる、運ぶ」を課題に、をくだ屋技研は、「ノープレー ノエラーは許さない」と使いやすく、役に立つ物流機器のものづくりを推進、OPKブランドの充実を図り商品力の強化を推進します。既存製品については、「高い信頼の品質、コストダウンおよび適正在庫、新製品については、競合企業以上の勉強、努力、苦労をして引き続き製品開発と品質の向上、新市場・新ビジネスにつては、海外のマーケットに向けたブランド戦略の確立とグローバル化を目指した全社コミュニケーションネットワークによる総合力の発揮を図ります。

所在地:大阪府堺市美原区丹上263
代表者:代表取締役社長 林 正善
TEL.072-362-2111 FAX.072-362-2115
http://www.opk.co.jp

 サンユレック㈱は、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂などを主原料に、電子、土木・建設、半導体・LED封止の各材料や各種接着剤を用途、目的に合わせて開発して製造、販売しています。
 エレクトロニクス、クリーンエネルギー、そして土木・建築分野など、今やあらゆる産業に多くの合成樹脂が用いられています。製品の形そのものになっているもの、表面をコーティングしているもの、接着を担っているもの、添加剤としているもの、など広がり続ける用途に応えるため、多品種少量生産、そして環境対応を積極的に推進しています。「貴社の開発機能の半分は、サンユレックが引き受けます。」と個々のニーズに基づく課題の一つひとつに、最適な調合でベストミックスされた合成樹脂、すなわち顧客が困っていることにソリューションをもたらす合成樹脂を提供しています。
 2010年に開催された上海万国博覧会で、サンユレック㈱は、同博覧会の会場および周辺を次世代光源として注目のLEDによる照明で彩ることを提案。光の世界は大好評を博しました。

sanyu-rec01.jpg
これは長年にわたって形成された海外の人脈ネットワークによって実現しました。現在、LED関連事業を重点分野の一つとしており、封止材料となる合成樹脂の製造や封止技術の開発に取り組み、全世界に向けてLEDの封止材料を供給しようとしています。
 電子材料分野では、各種電子部品から家電製品、車載部品まで合成樹脂の用途は幅広く、耐熱、防水、防湿、絶縁、難燃、放熱など、要求も複合的で多岐にわたっています。
 半導体分野では、モバイル用途を中心に、電子機器の小型化、高機能化、環境負荷物質の抑制をはじめとする環境性能も不可欠な要求となっています。微細化する半導体回路にできる合成樹脂、さらに環境にも配慮した合成樹脂を開発しています。最適にカスタマイズされた液状封止材料を組み合わせた「特殊真空印刷半導体封止システム」など独自の封止システムを開発しています。このシステムは、次世代光源LED分野へのシフトを強力に推進します。LEDは、省エネルギー、長寿命、二酸化炭素の削減にも大きな効果を発揮し、地球温暖化対策にも有効です。照明への用途が飛躍的に普及するものと考えています。LEDを覆う、また支持する合成樹脂がキーマテリアルとなっており、耐熱・放熱性、耐紫外線強度、透明度の保持性能などに優れた封止材料を提供することを強化しています。
sanyu-rec02.jpg
 建築・土木分野では、コンクリート構造物の長寿命化、リユースが重要な課題となっています。エポキシ樹脂、ウレタン樹脂および各種変性樹脂を主原料として特殊塗料、パテ材、接着剤などを開発して、独自性の高い技術アプローチでワンランク上の性能を実現する種々の工法を提案しています。
 これらの取り組みによって、経済産業省をはじめとする様々な機関から認定、表彰されエレクトロニクスや建設・建築などの分野で高い評価と信頼を得ています。
 「樹脂ソリューションA to Z、これがサンユレックのおもてなしの心」で、サンユレック㈱は、開発から生産、そしてプロセスの提案まで技術志向型のものづくり企業として、蓄積された豊富なノウハウに基づく樹脂テクノロジーを核に、熱い情熱、高い技術力と提案力で課題をブレイクスルーし、そして海外の幅広い人脈ネットワークを駆使したグローバルな展開に挑んでいます。

所在地:大阪府高槻市道鵜3丁目5-1
代表者:相談役 奥野 敦史
TEL.072-669-1231
FAX.072-669-3393
http://www.sanyu-rec.jp

このアーカイブについて

このページには、2012年1月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2011年11月です。

次のアーカイブは2012年3月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。