活発な支部活動

活発な支部活動

清交社
芝井新学長の卓話を聞く 26人出席し忘年のつどい

清交社関大会(加藤拓会長)忘年のつどいが、11月28日にANAクラウンプラザホテルで、ゲスト10人を含む26人の参加を得て開催された。
まず、加藤会長から多数の参加者への感謝の気持ちと、芝井新学長がお忙しい中、お越しいただいたことへのお礼を述べた後、早速、「これからの大学のビジョン」というテーマで、10月1日に第41代学長に就任された芝井敬司先生の卓話の時間となった。
冒頭、大学改革の再起動に向け、伝統をふまえつつ、「すべてを変えること」として4つのキーワード(教育、研究、社会連携、国際活動)を簡素、迅速にやっていくこと。
次に、大学を取り巻く状況として、少子高齢化、規制緩和、競争のグローバル化をあげられ、従来型学生の他、留学生、社会人学生、科目等履修生をさらに受け入れていくこと。大学のガバナンスを強化し、教授会自治と選挙、教員と職員の信頼関係の構築、理念の欠如や中長期計画の不在を指摘され、それを関大ビジョン150策定の中で改革していく。
具体的な活動方針として、大学の入口(入試)、出口(就職)、中身(教育研究内容)を官僚型組織から課題解決型組織へ転換し、先行事例の情報収集、試行錯誤をゆるす組織へと導きたい、との抱負を述べられ、ソフトな語り口ながら強い意志が伝わってくるお話であった。
小寺一矢会員(関大理事)からは、多くの引き継ぎ事項を済ませてから改革するのではなく、同時並行的に直ぐに改革していくという話に感銘をうけた旨の謝辞を述べた。
この後、上原洋允会員(元関大理事長)のご発声で乾杯、フレンチコースに舌鼓。その後ゲスト紹介を行って、ゲスト代表で寺内俊太郎校友会長からは、大学改革はまだまだ道半ば、芝井新学長を校友みんなで支えていこうとの決意を述べられ、最後に畑下辰典会員(元校友会長)から、大学運営が難しい中で、新学長には大変なかじ取りをすることへのねぎらいの言葉を添えて懇親会はお開きとなった。
次回新年のつどいは2月中旬開催の予定。
(幹事 松永 明)
(清交社気付=06-6341-8001)

161128_seikosya.jpg

ページトップに戻る

ページトップに戻る