活発な支部活動

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経済学部小田ゼミ
千里山で浦島太郎の心境 卒35年で恩師にご恩返し

6月21日、大阪・瓦町の楽酒活菜・武者で、経済学部小田ゼミの昭和55年卒業生による同窓会を、卒業後35年ぶりに開催した。
卒業後初めての同窓会だったが、当日はゼミ生12人中7人が大阪に集まり、80歳をお迎えになる小田正雄先生(元経済学部長)の傘寿をお祝いした。
ゼミ生も現在では全国に点在しており、今回は東京在住の4人も駆けつけるなどして、35年ぶりの再会を喜んだ。小田先生も毎日の散歩を日課とされるなどご健康で、元気に参加いただいた。
この日、ゼミ生5人は午後2時に関西大学正門前に集合、第1部として久しぶりに訪れた母校・千里山キャンパスを見学した。初めに大きな正門や時計塔、素晴らしい総合図書館の風景に驚き、次に学生時代にはコンクリートむき出しだった経商学舎が、新たなレンガ・タイル張りのモダンな建物に変わって、当時は珍しかった女子学生も今では多く歩く光景に、私たち50代後半の卒業生は、まるで浦島太郎のような心境となった。
その後、阪急梅田駅で小田先生と待ち合わせ、午後5時には、ゼミの後輩で応援団吹奏楽部OBの井上武者さんが経営する店に現地集合のメンバーも駆けつけて、まずは記念撮影。
140621_odazemi.jpg同窓会では、小田先生のスピーチの後、卒業生から小田先生の傘寿祝いとして、15インチデジタルフォトフレームに学生時代のゼミ旅行や卒業式の写真データを入れて、先生へ贈呈した。また、学生時代のゼミ生の似顔絵を描いた色紙も、参加者がメッセージを書き込んでプレゼント。今や壮年のゼミ生たちは、卒業後35年も経って、ようやく恩師へのご恩返しが出来たと感じた。
ゼミ生各々のスピーチからは、就職後に転職や会社倒産、会社の上場や経営統合、外資からの企業買収など波乱万丈の会社人生が披露されて、35年の月日の長さとそれぞれが頑張ってきた日本経済の激動の歴史をも感じさせるシーンともなった。
武者さんの美味しい料理とたくさんのアルコールや、学生時代の楽しい思い出話で大いに同窓会も盛り上がったところで、最後に小田先生から美味しい加西市の銘菓と「感動と感謝」と書いていただいた色紙を各自頂戴して、無事同窓会を終了した。
次回は、小田先生の卒寿祝いで、全員元気にお会いしたいと思います。(前畑忠憲)

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